はじめに
この記事ではMellanox ConnectX3のファームウェアのアップデートを行います。
前提として以下の記事のドライバーとMSTをインストールされていること。

ファームウェアのダウンロード
ファームウェアは正規品かOEMでダウンロードするファームウェアが変わってきます。
正規品の場合はこちらから自分の製品に合ったEthernetをクリックしてください。
OEMは以下のリンクからアクセスしてください。
Fujitsu : こちら(Chromeだとダウンロードできないかもしれません、ファイルが自己解凍形式なのでダウンロードしたらexeファイルを実行してください)
IBMのファームウェアのダウンロード
IBMのファームウェアのダウンロードだけ特殊だったので紹介しときます。
IBMはファイルのダウンロードにftpを使用しているのでChromeではダウンロードできないようです。
Chrome以外を使用の方はこちらからダウンロードしてください。
Chromeを使用の方はChrome以外を使うかエクスプローラーのアドレスバーに
ftp://download2.boulder.ibm.com/ecc/sar/CMA/XSA/06xx4/1/mlnx_fw_nic_2.40.5048_linux_32-64.bin
を入力してアクセスしてください。

こんなかんじです。
後はダウンロードフォルダにコピーするなり好きにしてください。
ファームウェアのファイルの置き場所
ダウンロードしたファームウェアのファイルをCドライブの直下に配置してください。
.binファイルのみで大丈夫です。
MSTでファームウェアアップデート
管理者権限でコマンドプロンプトを起動します。
MSTでNICの確認
「mst status」を実行。
| 1 2 3 4 5 6 7 | C:\WINDOWS\system32>mst status MST devices: ------------   mt4099_pci_cr0      //NICの名前1   mt4099_pciconf0     //NICの名前2 C:\WINDOWS\system32> | 
このmt4099_pci_cr0(NICの名前1)を覚えておいてください。
MSTでファームウェアのアップデート
「flint -d [NICの名前] -i [ファームウェアのファイル] burn」でファームウェアアップデートができます。
「flint -d mt4099_pci_cr0 -i C:\242500F1.bin burn」
| 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 | C:\WINDOWS\system32>flint -d mt4099_pci_cr0 -i C:\242500F1.bin burn     Current FW version on flash:  2.42.5000  //旧バージョン     New FW version:               2.42.5000  //新バージョン     Note: The new FW version is the same as the current FW version on flash.  Do you want to continue ? (y/n) [n] : y  //ここでyを入力してエンター Burning FS2 FW image without signatures - OK Restoring signature                     - OK C:\WINDOWS\system32> | 
途中yを入力するとアップデートが始まります。
1分ほどでアップデートが完了します。
後は再起動で終了です。
参考文献

 
  
  
  
  

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